KIKORI

私達はRainbowをしっている

直観や夢は、大切なメッセージ

もう、これ以上は無理!というところまで、やり切ると、見えない世界の力が、ポンっと、その時一番必要なものを与えてくれることが、人生に何度もあった。そして、よく思い返すと、「届くよ」というメッセージは、数字や夢の中、香りや、ちょっとした偶然の連続を通して、予告をしていてくれたことにも、後から気づく。

私は超現実主義の親に育てられたから、スピリチュアルの世界などあまり縁はなかったのだけど、小さい息子と娘と3人で、オーストラリアに引っ越した時、まず「自然のパワー」の無視できないほどの、美しさと、また何か分からない怖さを感じたのを覚えている。

平日だろうが、食後、子供達を乗っけて、車をとばして行きたくなる夜の海は、満月の日だったりして、「月光欲」という言葉が存在することも知らないまま、自然に身についた習慣になっていた。よく1泊で行っていたByron Bayは私も子供達も大好きな場所で、その場所をどう知ったかも正直覚えていない。これもあとで知ったことだが、Byron Bayは「最強パワースポット」らしく、たしかに、何かあるとここにプチ旅行をし、リチャージしていた。

チャクラ・ヒーラーとか、クリスタルとか、そういった類のお店がなんかいっぱいあるなぁ、とは思っていたけど、私はクリスタルより、ダイヤモンドやサファイアなど宝石に興味を持っていたので、スルーしていたし、占い師みたいなのにお金を払うのは無駄だと思っていたが、一度疲れて、どうしてもマッサージに行きたく、オイルマッサージを60分受けた後、体中がリラックスして、スッキリしたのはもちろんだが、頭皮の毛穴から光が出ているんじゃないかってぐらい、頭皮が「裸」に感じたのと、子宮がポカポカ温かくなり、変な体験をしたのを覚えている。

それからだんだん、引き寄せられるように入っていくお店が増え、オーガニックに関しては全く知識も興味もなかったのに、気に入って購入するボディクリームなど、少しずつオーガニックのものが増えていった。シャワーオンリーだったのに、Byron Bayで、死海の塩をもらった頃から、お風呂にも毎日入るようになり、そのような自然の流れから、なんとなく「勘」や「直観」を意識するようになっていった。

お金の無駄だと思っていたクリスタルも、子供達が大好きで、Byron Bayに行く度に一個ずつ買ってあげていたのだけど、フッと入った全く目立たないお店で、どうしても惚れてしまい、大きなローズクォーツを1000ドルも払って買ってしまった。それから色々クリスタルの石の意味や効果などを調べるようになり、気づいたら私の対人関係が、専業主婦のママ友グループから、何かしら目指している実業家達のグループへと、ガラッと変わっていた。

新月や満月を意識するようになり、何か悩んでいると目のまえに数字が表れ、答えをくれたり、「こうしてみようかな」と考えたことを、夢の中で体験させてくれ、その結果自分がどう感じるか、まで教えてくれることも多くなった。

離婚裁判中、お金が本当になく困っていて、どう頑張っても日本の法律では私や子供達が不利でどうしようもなかった時も、「何か」守られている感じはしていたから、「とにかく自分達の役割はしっかり果たそう。」と子供達と常にコミュニケーションをとり、先が見えない不安より、今の自分達の力を出し切ることにフォーカスした。それでも、動かせない現実に飲み込まれそうになっていた時、夢をみた。

アルツハイマーの母が、夢の中では病気ではなく、私にお金をくれたのだ。それでも「返せないよ」と受け取れない私の手を握り、母は泣きながら「大丈夫だから」と言ってくれた。目覚めたら、私は泣いていて、枕もびっしょりで、それでも10分は、横になったまま、涙をとめることはできなかった。

母の魂が、私を後押ししてくれているかのように、私はすぐに、自分の弁護士を手放し、子供達の経済的支援をお願いすることもやめ、ありえない同意書も離婚届けもサインし、まわりからは「子供達の将来を危険にさらす気か!」と怒る人達もいたが、違和感感じる全てを手放したら、肩の荷が下りるようなニュースが、どんどん舞い込んできた。

エンジェルナンバーで888は「お金が入ってくる」という意味だそうで、どうしよう・・と思っている時、フッと見上げるとナンバープレート888の車が2台立て続けに通ったり、444は「All is well」という意味で、自分のこの考え方は正しいのかどうか、と悩んでいると、同じように時計が4:44だったり、レシートの金額が4.44ユーロだったり、とメッセージを受け取った。

今日も、好きという感情はないけれども、独身で優しくて、紳士で、実業家として成功していて、私に好意を持ってくれている男性を、友人は「付き合っていくうちに好きになることもある」と勧めるので、私にとっては相当イレギュラーだけど、交際を始めてみるべきなのかな、と思っていたら、夢を見た。夢の中で私はその人と付き合っていて、周りの友人達も喜んでいる。だけど私は吐き気がするほど自分のことが嫌になっていて、でもその人を傷つけられないというトラップにはまっていたのだ。朝目覚めて、ホッとした。夢が先に体験させてくれて、私の魂の想いを伝えてくれた。

目に見えるものを信じるのは当然だ。まわりが揃って「良いものだ」と言えば、そうなのかも、と思うし、逆にみんなに反対されれば、だめなのかも、と思ってしまうのも自然のことかもしれない。でも、自分が、「これがいい」と感じること、条件揃っていても「違う」と感じることなど、根拠もない自信や違和感は、説明できない感覚なのだけど、それがあるのであれば、私はそっちを信じ、選び、生きている。

私はいつも前例がない人生の選択をしているな、と苦笑いがとまらないが、人が簡単に真似できるような人生を歩む気も、サラサラない。

宇宙がさりげなく送ってくれるメッセージ、大胆に導いてくれるサイン。どちらも私の本当の願いを叶えてくれている。

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どんなに揺れても、雲を通り過ぎたら、安定と光が待っている