KIKORI

私達はRainbowをしっている

オーラは、嘘をつけない

「私なんて全然モテないですよ」と言う人ほど、自分に相応しくない恋人を求めていることが多い。「お金持ちの男性を紹介してください。」と言われ、その通りにしたら、「あの人は見た目が・・」と。

「私仕事の能力がないです」と言う人ほど、「結婚しても家事をやるのは嫌だから、それを理解してくれる人がいい」と言う。

シャワーも浴びないほど、引きこもりになった昔の知り合いは、人生楽しんでいる人達をみて、「馬鹿」と言っていた。

たまにこういう、理解不能な人達と出会うことがあるが、彼らは決して、ブスなわけでも、仕事ができないわけでもなく、むしろよく見ると美人だったり、評価されないだけで、この部署はこの人で回っているな、と思う人だったり、潔癖なぐらい清潔だったりする。

私だってこれから婚活するにあたって、「タイプは?」なんて聞かれたら、「竹野内豊」と答えよう、と思っていたけど、真面目に聞かれたとき、自分はタイプがないことに気づいた。

というのも、これだけ色々な人達と出会ってきて、皆どんな魅力的な人も「何か」あるからだ。むしろ、その「何か」が他人には魅力に映っても、身内には不幸の種だったりする。

映画に出てくるような都合良いプリンスチャーミングは存在しない。女ったらしが良いとは口が裂けても言わないけど、でもカトリックでずっと生きた男性が、大人になって恋をしてしまうと、想いが強烈な分、簡単に家族を捨ててしまうケースもある。そうなると、浮気はするけど、家族サービスもその分たっぷりする男の方が可愛く感じる。

自営業で成功している人はよく「時間は自由に使える」と言うけど、それは最初だけで、そのうち絶対デートより仕事を選ぶ。そりゃそうだ。仕事が好きだから、人より稼いだり、有名だったりするのだから。

まめな男性は最初はロマンチックだけど、そのうちこっちが息苦しくなってくる。隙だらけの男は一緒にいて楽だけど、ポカミスが多く、こっちが気が休まらなくなる。

ま、何が言いたいかって、女性も同じってこと。だから本当に自分に合う恋人や夫と出会いたいなら、まして、理想があるのであれば、その理想にふさわしい自分になる努力をコツコツとすることだと思う。

40年ぐらい生きていれば誰だって、自分が得意なことはあるはずだ。それは資格があるとかではなく、服をたたむのが上手、人の痛みが分かる、探し物を早くみつけられる、とか別に人に自慢するほどのものではなかったりもするけど、あることは確かなのだから、それをいっぱい見つけること。

自分が不得意なことも同じようにみつけ、克服できるものは少しずつでも努力すればいいし、変えるの無理と思ったら、そういう自分をしっかり受け止めればいい。大切なのは、自分を知ることだ。

そのプロセスをふみながら、いつ運命の人と出会っても良いように、女性は特に、髪・肌・体などのセルフケア・プロのケアを普段からやっておくこと。彼氏ができてから、美しいランジェリ-を買いに行くのではなく、今日出会ってもいいように、今から身につける。そういうちょっとしたケアが「自信」や「キラキラ」につながるから。

頭の良い男性は、話していて面白い女性を好む。笑わせるということではなく、色々なことを感じ、でも偏見をできるだけなくした、自分の意見を語れる女性をリスペクトする。だから、毎日何かに気づけて何かを学べれば、話題豊富の話し上手にも聞き上手にもなれる。

自分を知れば知るほど、他人をジャッジすることはできなくなるし、あと「大目に見る」ことが自然になってくる気がする。相手に求めるばかりをやめるようになる。そうやって「愛」の量を増やしていけば、素敵な人を引き寄せることができると思う。

気を付けたいのは、「やってあげているのに」「ここまでしているのに」とか思っている時点で、それは「愛」ではないということ。ボランティアも、していれば良いというわけではない。自分より大変な人を助けることができた時、自分が力をもらっていることに気づけ、そう思わせてくれた人に心から感謝できれば、それが、宝になっていく気がする。

私もまだまだ自分磨き中。

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