KIKORI

私達はRainbowをしっている

幸福の少し先に恋人は待っている

「恋人いるでしょ」「もう一緒に住んでたりして」「再婚は?」と、会う友人達みんなに必ず聞かれ、「誰もいないよ」と言うとびっくりされる。

ま、もともと既婚者の時から「愛人いるでしょ」とよく言われていたから、男がいそうな雰囲気なのかもしれない。(どの部分かは未だに分からず)

再婚はしたいと思う。する気だ。ただ、私はまだ離婚して4か月しか経っていない。ここ2年間、離婚裁判、コロナ、息子のテニス、娘の受験、卒業式、イタリア・スペインのビザ更新、アメリカのビザ申請、子育て終了、と人生の大イベントが一気にきたから、正直まだ疲れている。

私が決めているのは、自分が弱っている時に男性とデートをしないこと。そんな時に優しくされたら、コロッといってしまい、後で後悔するかもしれないから。

今日もまた「恋人できた?」と聞かれ、「いないよ」と答えると、「だめだめ。一人でいちゃ。」と言われ、離婚して4か月、娘巣立って2週間、もうタイムリミット?!とモヤモヤしている時に、息子が電話をくれた。

敏感に全てを感じ取ってくれるから、すぐに”じっくり話を聞くモード”に入ってくれたのが分かった。「焦らないでいいよ。恋愛したくなるタイミングは自分でわかるでしょ。マミーが少しずつステップを踏んでいるのわかるよ。大事なことは間違えない人だから。」と言ってくれた。

「マミーみたいに、どんな大変な時でも、どんな面倒なことも、言い訳せずにやることは絶対にやる人、会ったことない。世界で一番尊敬している。」と最後言われた時には、涙がぶわっと出た。

私も初めてのことで、自信があるわけではない。だけど、息子にそう言われたら、これからも尊敬される人間でありたい、と向上心をかきたてられた。

そうしたら娘からメッセージがはいり、「洋服が足りない。」と。じゃ、明日家の服を詰めて、少しサプライズで新しい洋服も入れて送ってあげよう、と急に明日のお買い物が楽しみになり、すごい勢いで気力がチャージされていった。

結局私はまだ息子と娘に「生きがい」をもらっている。彼らの想いは私を良い人間にしてくれる。もし、私に恋人がいる気配がずっとあるなら、それは彼らが溢れる愛を注いでくれているからに違いない。

大事なことは間違えないでいられるのは、私の魂全てで彼らを愛しているから。

これから出会う私の恋人へ。もう少し待っていてね。

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恋人探しよりも「楽しい」探し